橋の名は。物語 洗玉橋

ひふみよ橋

 福岡県八女市の星の川に架かるめがね橋は、 ・「洗玉橋」1連アーチ石橋 ・「寄口橋」2連アーチ石橋  ・「大瀬橋」3連アーチ石橋 ・「宮ヶ原橋」4連アーチ石橋までの4橋を合わせて「ひふみよ橋」と呼ばれ親し まれています。(八女市HPより引用)


「ひ~橋」洗玉橋  (1連めがね橋)

 石橋作りの名匠・橋本勘五郎により明治26年(約125年前)に竣工している。当時木作りの橋は度重なる大洪水により流出してしまいました。洪水に耐え得る丈夫な橋が村民の悲願でした。

 

  来る日も来る日もどんよりとした雲間から輝きを失った星がのぞいていた。星の川の木橋の上に寝転んで、もの思いに耽っていた青年がふと水面を見ると手の届く所にこの星が見える。「よし!、この星の川の聖水で星をキラキラにして空に還そう」。空一杯に星がキラキラ光るようになると洪水も少なくなった。この機会に丈夫な石橋を造ることになり、村民の寄付金によって建造され、橋の名は。「洗玉橋」と名付けられた。

  星の村の星空は今でも、宇宙の一端にたたずんでいることを認識させ・星雲に吸い込まれそうな ・限りなく星が降り注ぐような夜空を創出している。

by 字っ茶1


次回は<寄口橋>


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