橋の名は。物語 寄口橋

ひふみよ橋

  福岡県八女市の星の川に架かるめがね橋は、 ・「洗玉橋」1連アーチ石橋 ・「寄口橋」2連アーチ石橋 ・「大瀬橋」3連アーチ石橋 ・「宮ヶ原橋」4連アーチ石橋までの4橋を合わせて「ひふみよ橋」と呼ばれ、親しまれている。


「ふ~橋」 寄口橋(2連めがね橋)

  寄口橋は、八女郡出身の石工棟梁・山下佐太郎、小川弥四郎によって大正6年5月(約100年前)に完成している。

  上陽町の中心に位置し、ホタル・石橋の館・鮎釣り等、情報発信拠点となっている。

 

      ここは、町の中心にありながら自然に人々が集い・ホタルが群舞し・鮎の群れが見られる。星の川のこの付近の支川には、当時の行政区の頭にあたる「枕橋」と、毎年鮎が帰る「鮎帰橋」が存在する。

これほど重要地点の橋が、大洪水のたびに流され、弱りはてた村人達は寄付を募り、2度と流されることのない石橋を完成させた。寄口橋では、今でも毎年「ホタル祭り」が開催され、近傍では鮎釣りで賑わっている。


by 字っ茶1