遠賀郡芦屋町に流末をもつ遠賀川を境にして東側が響灘、西側が玄界灘（宗像沖が境界との説もあり）です。　 「なみかけ大橋」は、遠賀川の河口を跨ぐここに架けられた長大橋である。

　 岩下俊作の小説「無法松の一生」はつとに有名です。福岡県小倉を舞台に、荒くれ者の人力車夫・富島松五郎（通称・無法松）と、よき友人となった矢先に急病死した陸軍大尉・吉岡の遺族（未亡人・良子と幼い息子・敏夫）との交流を描いた作品で、又、楽曲では村田英雄；無法松の一生、坂本冬美：あばれ太鼓、水沢明美；おんな無法松、北島三郎；あばれ松、（ウィキぺデアより引用）等々あります。

　 限界灘は九州の北西部に広がる海域で、大陸棚が広がり対馬海流が流れており、冬場の気候はほとんど北陸に酷似して空はどんよりとした曇り空が多く、玄界灘の荒波が周辺に打ち寄せます。世界有数の漁場でもあり近辺の集落は、無法松に代表される人情豊かであるが荒くれ者の漁師達の町でもあった。

　 「なみかけ大橋」。荒波は打ち寄せるが人情味のある漁師町に架かる橋の名に表れている。