橋の名は。物語 けほぎ橋


蹴洞橋(けほぎ橋)

・福岡県八女市矢部村  ・県道115号線  ・日向神川

  福岡県の水甕(みずがめ)、日向神ダムの周回道路に架かる「けほぎ橋」を訪れた。橋長138m、平成17年完成で形式はバスケットハンドル型ローゼ橋である。

  県矢部川自然公園に指定されているダム湖に映えて見事に美しい景観を見せている。

 

  橋の名の由来は、この美しい日向神峡に魅せられた日向(宮崎県)の神々がこの地に降り立つ時に乗って来た天馬の蹄が岩に当たって穴があいた(福岡弁で ”穴がほげた” )という伝説に由来するらしい。確かにハート岩(後述)の右横にぽっかりとあいた穴が見える(写真下)。

   又、この橋はダム湖上流にそびえる岩肌が「ハート」の形に見えることから恋のパワースポットとして、高欄には幸せの鐘とハート型の記念のプレートが設置されている(写真下)。

 

  ちなみに、毎日この橋と岩を眺めて暮らす友人によると、ベストシーズンは春の桜と言う。



周辺散策   「七福神岩」

  橋からの正面岩・左が「寿老人岩」です。この岩の下を奥へ700m、岩トンネル手前の右上に蹴洞岩を望み、つながる左横の岩は「毘沙門岩」。その左のとがった岩は、200m先キャンプ場橋の手前右上方に、衣を広げた「弁財天岩」となります。川沿いに200m進むと、杉木立を抜け川の向こうに岩肌が見える地点で、右上に巨大な糸撚岩に寄り添う「恵比寿岩」と左方の「布袋岩」が、左山手には花立こと「福禄寿岩」と巨岩二つの「大黒岩」が見えます。(詳細は、八女市HPをご覧下さい。)

 

  七福神の一つ一つには、500万年前の強大なエネルギーが込められています。そのパワーを「蹴洞橋」周辺で感じて下さい。

 

    (八女市HPより引用)


by 字っ茶3

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コメント: 1
  • #1

    橋っ娘 (火曜日, 03 10月 2017 17:28)

    こんにちは‼
    けほぎ、ってどういう意味だろう!?と思ったら「蹴って」「ほげた」んですね( ´∀`)

    神様の伝説なのに、方言が使われているからとても身近に感じます。くまのぬいぐるみもとても可愛いです。