橋の名は。物語 松浦大橋


松浦大橋

・長崎県松浦市  ・国道204号線(バイパス)  ・志佐川

   松浦大橋は、PC(プレストレストコンクリート)橋で、昭和63年9月に竣工している。

 

  ここ旧松浦郡は、肥前国に所属していたが1871年(明治4年)廃藩置県により長崎県所属となり長崎県北部、北松浦半島に位置する松浦市。松浦党発祥の地である。

 

  松浦党とは、北松浦半島を中心として海を舞台に活躍した武士団で、嵯峨天皇の子孫、源久(ひさし)が始祖といわれています。久は1069年にこの地方を治めるため宇野御   


検校(うのみくりやけんぎょう)として、現在の松浦市今福町に赴き、梶谷城を築いて「松浦」の姓を名乗り、以後、久の子孫がこの地方に広がっていきました。松浦党の水軍はとみに強く、源平合戦にも平家方の主力として参戦しました。また元軍が北部九州に攻め寄せた「文永の役」と「弘安の役」では伊万里湾内に集結した元軍に奇襲戦法で戦いました。松浦水軍は村上水軍と共に全国にその名を馳せました。(現地、案内板より転載)


by 字っ茶1